美羽のツインダイアリー

思いも寄らない出会いから人生が大きく動いていく、そんな私の運命の出会いのプロセスを綴ります。

不思議な出会いから人生が動き出す。

はじめまして、美羽です。
私は50代に入って直ぐに思わぬ出会いがありました。

そこからここ数年かけて、自分の人生が根底から変わっていく経験をしています。
今もまだそのプロセスの最中です。

人との出会いは本当に不思議です。
でも、出会いは必然、偶然にあらずという言葉通りならこの出会いは私をどこに導いていくのでしょう。

そんな出会いのプロセスを今日から綴っていこうと思います。
私の気持ちの整理と振り返りのために・・・。

その出会いは数年前、当時勤めていた仕事を辞める事になったタイミングで
新しい仕事を知人に紹介され、始めた事がきっかけでした。

相手はその職場のトップの人、当時の上司(これからレオさんと呼びます)

この出会いが思わぬ出会いだとは最初は全く気づけませんでした。

でも、レオさんは出会ったその日から可笑しな人?(笑)でした。

面接なのに、「どこかでお会いした事がありますよね?」と。

「ありません」と答えても、

「いや、どこかで会ってますよ」と。

 

「いえ、お会いした事はないです」と何度か返事しても
「何かの会合とかでお会いしてるはずです」としつこい。

私の中でレオさんは「しつこいし変な人」が第一印象(苦笑)

何故こんな事しつこく言うのかな?とちょっと引いていましたが、この印象的なやりとりが後で繋がってくるとは、その時は思いもしませんでした。

 

レオさんは無意識、無自覚ですが、時に仕事中に深い自分と繋がって不思議な事を呟く人でした。

何故急にそんなこと言い出すんだろう?と、話の流れとは違う展開に驚くこともありましたが、不思議とその方が全ては上手くいくのです。

そう、レオさんは無自覚ながら鋭い直感力の持ち主。

 

でも、後で聞き直すと本人は無自覚だからよく覚えていないし(笑)
いつも返ってくる言葉は

 

「なんとなく」それだけ。



仕事の中で少しずつそんなレオさんの一面を発見しながらも、繊細な人なので

「この人の奥さんは大変だろうなあ〜」

「私はこういう人は無理だなあ、夫を選んで良かった」なんて呑気に思っていました。

 

そして紹介されて始めた仕事でしたが、別に起業もし始めたばかりで、起業の仕事の方に力を入れたくてレオさんの職場は1年で去る事に決めました。

 

そしてその退職の意思を告げた日がきっかけで何かが動き出したような気がしています。

その日も二人で得意先に訪問して夕方の会議まで1時間弱時間がありました。
オフィスの1階のカフェでコーヒーを飲もうという流れに、ちょうど話すのに良いタイミングだと思い3月いっぱいで仕事を辞めたいと告げました。

そして起業している方に力を入れていきたいという今後の展望も話しました。
「残念ですけど、やりたい事が明確なら仕方ないですね」と言ったレオさん。

でもその直後にこんな質問が返ってきました。

「一つ聴いてもいいですか?もし美羽さんが僕に乗り移ったら何をしますか?」と。

 

ん?乗り移る???なんじゃそれ?

ちょっとビックリな質問に何度か「乗り移る?ですか?」と聞き直したのですが、

 

「はい、遠慮せずに乗り移ってください!」と笑顔のレオさん。

 

それ怖いわ〜と感じながらも、もし彼のキャリアや資格を使えるとしたらと想像して
シンプルに私のやりたい事を伝えました。

すると、

 

「やっぱりそうですよね〜」とレオさん。

 

え?やっぱり???
それってどういう事?

意味がわからない私。

でもレオさんは笑顔で淡々とカバンの中から資料を出して、自分のやってみたい事、それをやらないと死ぬ時後悔するかもしれないという思いを話してくれました。

驚きました。
そんな思いがあったとは・・・。


まあ、今の座を退く頃にその仕事に方向転換されるのかと思っていました。

・・・・・が・・・・・

 

年が明けて直ぐ・・・直属の上司からレオさんが辞める事になったと朝礼で聞かされた!!!

 

え〜〜〜!!!!

まさか、あの時の話の方向に進むって事?


ちょっとあまりの驚きにあのカフェでのやりとりが浮かんできていました。

私、何か悪い事行ったかな・・・。

その日の夕方、関係者を集めて退職の報告をしてくれました。

60を超えてからでは遅いと思い早めにやりたい方向にシフトするという事。
そしてカフェで話してくれた仕事に思い切って挑戦してみると。

話すレオさんは清々しくてもう気持ちを切り替えて次に意識がいっている感じでした
かといって長年勤めたポストの代わりになる人がいないので会社は大変そうでしたけど、そんなのお構いなしのレオさん。

この人すごいなあ。

私も頑張ろう!

そんな感じでお互いが同じ時期に会社を退職して新しい事にそれぞれ向かって別れていく・・はずでした。



でもある日・・・私は気付いてしまったのです。

レオさんが初めて会った日に言った言葉の意味を・・・。

続きは次回に。